越智敦子 絵本と童話集 おはなし100こ

あかつき大明神9

「姫が元気になってよかった。大明神にはありあまるほどのほうびをとらせて、そろそろお帰り願うとしよう」

 それを聞いたあかね姫は以前よりもさらに深い悲しみの中に落ちていってしまいました。

だからといって、このにおいをお城のなかにずうっとおいておくわけにはいきません。

 それではと、かんかんがくがく話し合いがつづいたのち、あかつき大明神のあかを落とすことになりました。

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